MAKOTOグループ参画までの経緯とこれから | BIZVAL会社概要
       

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MAKOTOグループ参画までの経緯とこれから

弊社(株式会社BIZVAL)は2020年9月に株式会社MAKOTOを中心とするMAKOTOグループに参画し、これまで東北地方での活動を強化してまいりました。
今年4月には東北エリア2店目となる秋田支店を開設しており、その背景にもMAKOTOグループの存在があります。
この機会にグループ参画までの経緯や今後について、弊社代表 中田の言葉でお伝えしたいと思っております。

以下、ご一読いただけますと幸いです。

【ベンチャー企業ならではの挑戦】

 

きっかけは全て出会いだと思います。2018年4月、WeWork丸の内で開催した弊社セミナーに、MAKOTO代表竹井さんが参加されていました。東北大震災後の東北に対する想い、復興を掲げ、一歩一歩着実に企業を成長させ、東北の企業の支えにもなっていたその姿、また竹井さんという一個人に対して、一言でいえばとても惹かれました。

その後、2018年夏には共同開催のセミナー、仙台市主催のTGA(東北グロースアクセラレーター)へのプログラム講師(EXITとしてのM&A)としてのお誘い、2019年8月には仙台に弊社が本店を移転、コロナ禍で動きが取れない中でも、ちょくちょく竹井さんとの交流をし続け、2020年9月には、資本関係を一切持たない中での『グループ化』というあまり類を見ない動き、MAKOTOグループ外部の会社として初の参画をさせて頂きました。

MAKOTOグループではこれを「スイミー戦略(注)」と呼んでいます。
(注)スイミー:絵本のスイミーのように、“1匹では小さくとも、たくさんの魚が集まることで大きな魚に見せていくこともできる” このような文脈です。その後、ローカル・パワー寺田社長、クジラテラス上神田社長が加わり、あっという間に企業はホールディングス傘下で5社(売上規模では20億円内外)になりました。

この中で、東北一円を我々はどう向き合い仕事をしていきたいのか、ということについてコンサルティングの枠を出て、実業にもチャレンジしていき、地域特性を活かした、例えば一次産業の水産業から加工業のメーカー機能を自ら起ち上げ、D2C(Direct to Consumer)として、
「デザインにエッジを利かせた、でもやっている産業は旧来の形」とした事業の展開もしていく予定です。

DX(Digital Transformation)が叫ばれる中、取り残されていくということではなく、地方に、東北において「温故知新」を行っていきたいと強い思いを持っています。他方、相談する相手がいない、そもそも他人に相談したくない、できないといったデリケートな問題の中で事業の継承に対する課題は潜在化されたままで、それでも経営者の方々は漠とした不安を抱えている、また、相談できずに廃業に至る場面も多くなっています。雇用の創出と、雇用の継続という2本の柱をBIZVALと言う会社だからこそ出来ることがあると思い、

「東北における雇用の創出、雇用の継続を支援する」というミッションを持ち、そのソリューションとして
・D2Cビジネスの展開
・BIZVALが得意とする事業承継支援(経営者の紹介、経営者人材の紹介、他の企業とのアライアンス、他の企業との資本提携等)
で支えていきたいと思っています。東北は県で言えば6県(青森、秋田、山形、岩手、宮城、福島)ありますが、この数年で分かってきたことは、県によって本当に特徴や性格が異なると言う点です。それでも全ての県にMAKOTOグループのご縁もあり、進出していくことによって、
BIZVALだからこそ「その手があったか」
と言わせしめる、そんな各県・各地域に対して一律ではない、カスタムメイドされた事業承継などの手の差し伸べ方をすることで、地域の金融機関さんでも届かない“かゆいところ”にリーチしていきたい、そういう存在を目指していきます。

各県に対して、5-6月、弊社の上半期中には全支店設置を行い、リモートワークも上手く活用し、地域ごとに採用をしていきます。また、こういったリアル店舗に加えて、弊社がもともと得意としてきた

・Fintech(1分でわかる企業価値診断)
のように、プラットフォーム事業としてWEBにて、
・東北に特化したM&Aプラットフォーム
を提供していきます。こちらもリアル店舗が出尽くしたころにリリースしていく予定です。

こうした形でご縁と想いとが紡いだ絆を大切にしつつ、掲げたミッションを胸に、
「ベンチャーだからこそ出来る挑戦」をこれからもしていきたいと思っています。

株式会社BIZVAL
代表取締役 中田

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